汗と涙の翻訳勉強動画

【MSI】もはや芸術、KZ対RNGの試合を解説

こんにちは、さもじゅうです。

今回は昨日行われた実質決勝戦といわれるKZ対RNGの試合をおこがましくも解説していきます。もう少し競った試合になるかと思われたが蓋をあけてみれば圧勝。序盤から試合終了まで終始KZペースで試合がおわりました。この試合で何がすごかったのか?僕にわかる範囲でみなさんに伝えられればいいと思います。


ドラフトとチーム構成

まずはドラフトを見ていきましょう。

左側のRNGはボットが有利マッチアップでボットからゲームを作っていく構成に対しKZはTOP、JGでカウンターピックをとれておりトップ側からゲームを作っていき最終的にはカミールにスプリットさせる1:3:1の構成です。おもしろいのはjg以外全員がTP持ち+タムケンチULTでマップのどこででも戦える構成です。

簡単に言うとRNGはボット側、KZはトップ側から勝っていきたいマッチアップになっています。

 

 

Lv1から試合を決める”cheese”

cheeseとは奇策のことでKZは試合序盤から早速仕掛けます。

カミール、グレイブス、タムケンチの3人で相手ブルーを奪いにかかります。

このプレイの為にSupのタムケンチは魔導書でレーンにTPを使っていますが、それだけの価値はありましたしこのプレイで試合が決まったといっても過言ではないでしょう。

 

なぜか?先ほどチーム構成に触れましたがKZはTOPを勝たせたいのです。ボットレーンはなので押し込まれますし、ガンクを指すのも難しいでしょう。タワーダイブさえされなければ最終的にはダブル涙エズリアルがスケーリングで勝るという算段です。

最も警戒すべきはTopガンクです。

カミールが逃げ性能高いとはいえオーンもまたガンク合わせ非常に得意なチャンピオンです。しかし序盤に相手の青バフをスティールすると試合序盤のトップガンクの目は消えます。

理由としてtop側のバフを奪われたトランドルは必然的に後れを取り戻すためにbot側のファームを強要されるからです。これにより試合序盤のトップガンクはほぼほぼなくなり安全な時間が長くなります。Topキャリー地域と言われる韓国リーグではよく行われる戦略です。

huniがいた時のSKTもよく序盤相手の青に入っていってましたね。

 

更にいうと最近流行りのこのトランドルJGですがマナ消費が非常に多いチャンピオンです。マナさえあれば無限に中立キャンプをかれますが、序盤に青バフがないと何もできません。

RNGのMLXG選手は序盤積極的に動いて試合を動かすJGです。昨年はジャーバンがメタということもあり必ずといってほどLv2ガンクをするようなプレイヤーです。

そんな彼が序盤の動きを封じられ、終始グレイブスにバフを盗られ続けたのはこの1プレーによるものです。

 

まとめるとタムケンチのサモナースペル1つによって

①トップの安全地帯化 ②敵JGの無効化 ③有利マッチアップの押し付けという多くの有利を奪うことに成功し、この時点でドラフトの狙い通りの動きを選手たちができています。

 

ちなみに韓国のチャレンジャー帯ではこういったLv1での動きは頻繁に行われます。

下に参考動画をだしておきますが、Peanut選手はソロランクでもこういった動きをしており普段からこういうことをしているからこそ本番でもスムーズにできるのだと思います。

動画は英語ですが非常にわかりやすい動画なので是非見てみて下さい。序盤の1.2分だけでも大丈夫です。

http://samozyu.info/2018/04/29/post-1324/

前回私が翻訳したこの動画もKhan選手のLv1での動きにフォーカスした内容なので是非。やはり上手いプレイヤーほどミニオンがわくまでの時間の使い方がうまいですね。

 

セーフプレイに徹するボットレーン

次に注目するのはボットレーンです。まずEzrealがTPを持っているという異次元の発想は置いておいて。

このマッチアップKZ側はめちゃめちゃきついです。僕がエズリアルならタワー下に押し付けられてアッシュのWで殺されていると思います。

ではなぜそうならないのか?勿論pray and Golliraがうまいのはありますが、このアイテムに注目して下さい。

初手doransshieldにダブルminion_dematerializerミニオン吸収装置です。これによって普通は押し込まれ続けるマッチアップを軽いCSの差で埋めることができています。

後はNAの解説が「エズリアルというチャンピオンがQで安全にファームできるので不要なダメージ交換を避けることができる、それによってこのスーパーセーブレーンが成り立っている」とも言っていましたね。

そして今後はこのエズリアルはbanされ続けるだろうとも言っていました。

ボット側から崩したいRNGの狙いをサモナースペル、ルーン、ビルドによって対策しているのは流石KRNo1チームといったところですね。

 

これぞ韓国リーグの神髄TPプレイ

Khan選手のソロキルからのボットへの5man diveです。Khanのソロキルについて何か言うつもりはありません。平常運転です。

このボットダイブの判断自体は一個前のプレイでタムケンチがキャッチされその後トランドルとオーンの体力がなくなった時点で判断していると思います。

敵topとjgがフォローに入れないと見るや否や、Peanutは相手を囲いこむようにタワー裏に回ります。それと同時にタムケンチが相手の赤バフ裏のブッシュワードにTP。

その後Ultでライズを連れてきています。KhanはミニオンにTPして相手のウェーブクリアを阻害しダイブを確実なものにします。

このシーンを見た感想は”見てる世界が違う”でした。

ダイブの判断の速さ、魔導書タムケンチのフル活用、一瞬で5人集まる構成。どれをとっても最高峰です。序盤から中盤までタムケンチで大車輪の活躍をしたGollira選手は素晴らしいですが、全員が全員やるべきことを理解しているとはこういうことなのかと見せつけられました。

このシーンによって有利を確実な物にしたKZ、あとは1:3:1構成でカミールのスプリットによりバロンを獲得し、押しつぶしてGGでした。まとめに入ります。

 

まとめ

文章にするのも難しいぐらいの強さですが一言いうなら”ゲーム理解度が違う”ですかね。ドラフトを活かすLv1での動き、判断の早さ、個々の強さ、全員がマップのどこにでも現れる構成。見直せば見直すほど美しいという感想以外わきません。

じゃあ他のチームもこの真似をすればいいんじゃ?と思うかもしれませんが無理でしょう。

そもそもTPの判断自体が難しいのにそれを5人がするというのは全員がトッププレイヤーというKZだからこそとれる戦略であって。この構成はかなり難易度が高いと思います。

まだまだ韓国と他地域との差はうまらなそうですね。ベトナムを除いて。

以上になります、いつも読んでくださりありがとうございます。
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Posted by samozyu